平成29年度 三重大学 生物資源学部 勢水丸乗船研修 |
日時 平成29年7月24日(月) 〜 7月25日(火) 環境計測研修
平成29年7月27日(木) 〜 7月28日(金) 生物計測研修
指導者 環境計測研修 立花義裕教授 山田二久次助教
生物計測研修 木村妙子准教授
木村昭一研究員
場所 三重県松阪市 松阪港
目的
(環境計測)
伊勢湾(松阪周辺海域)の水質、底泥、生物調査等を通じて、現在の伊勢湾の実態を体感し、貧酸素水塊の発生をはじめとした水質汚濁の問題や湾内の健全な生態系の維持について考察する。同時に、実際の海洋観測と海上気象観測を体験することにより、科学への関心を高める機会とする。
(生物計測)
現在、水産学や海洋学の分野で行われている海洋観測や生物採集調査のいくつかを練習船「勢水丸」に乗船して体験し、得られたデータおよび採集された湾内沿岸域の生物観測を実施し、伊勢湾の環境に関する科学的視野を広げる。
三重大学 生物資源学部の所有する実習船「勢水丸」に1泊2日で乗船し、最新悦の海洋観測機器を使って海中観測、採泥観測、気象観測等行いました。
講師からしっかりと説明を受けた生徒たちは、本物の最新悦機器に触れ、伊勢湾の環境や生物の実態を肌で感じることができ、大変貴重な体験ができたようです。
☆スケジュール(生物計測)☆
1日目 | 2日目 |
午前 松阪港集合,順次乗船 午後 松阪港出港
|
午前 ラジオ体操,デッキウォッシュ 船尾甲板 朝食 抜錨,発航 コンパスデッキで見学 松阪港入港 船長講評,終了式 下船,解散
|
研修の様子
《生物計測》
感想
《環境計測》
・天気や気温など、一見海洋環境に関係ないようにみえることでも、全て海につながっている所が面白かったです。また、データから水温を予測したりしたのがとても興味深かったです。夜に釣りなどがあって、とても楽しかったです。
・初の船内宿泊となり多少不安だったが、釣り等も含めて普段は決して経験できない貴重な体験をすることができた。特別講義を聞いて日本の気象などについてさらに深く知りたいと感じた。
《生物計測》
・伊勢湾の奥は酸素が少なく、生物が少ないことが、実際に調査して分かった。釣りも楽しく、すごく良い経験になり、参加して良かった。
・今回は底生生物のみの採集だったので、他の魚類についても興味がわきました。普段ならほぼ無い貴重な体験をさせてもらえました。また、他校との交流も深められてとても良かったです。ありがとうございました。